J-PASSについて

 

 2011年にささやかな活動から始まった「自治医科大学卒後ワークライフバランスについて考える会」も、少しずつ活動の幅を広げながら、6年目を迎えました。

 自治医科大学卒業女性医師の皆様のお互いの絆を再確認し、在校生と卒業生が互いに顔の見えるつながりを作ることで、在校生の卒後の不安を軽減し、互いに支え合いながら人生の荒波を乗り越えていってほしい、そんな思いの中で、この活動を続けてきました。

 

 今後も、育児のあるなしにかかわらず、男女ともに、それぞれのワークライフバランスを保ちながら、将来の自分自身のキャリアを見据えて、今の自分自身を肯定して、楽しみながら人生を進んで行ってもらいたい、と願っています。

そんな思いを込めて、このたび「自治医科大学卒後ワークライフバランスについて考える会」にJ-PASS(Jichi Post graduate self-Affirmation Support System in work life balanceと名前をつけました。ワークライフバランスにおける自治医大卒後自己肯定感支援システムという意味になります。

皆様に、親しんでいただけるとうれしいです。         (文責 牧野伸子)

 

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卒後ワークライフバランスについて考える会 2016年度ブロック担当会議を開催しました(8/26/Fri)

 平成28年8月26日(金)、卒後ワークライフバランスについて考える会ブロック担当会議を東京で開催しました。H25年度からスタートしたこの会は今回で4回目となり、新たなメンバーもお迎えしました。

 

 会は、山田俊幸 卒後指導委員長の挨拶に始まり、香川県13期十枝めぐみ先生の進行によりブロック担当者から1年間の報告が行われました。中には、昨年、他県からの報告を受けたことが刺激になって実行にうつされたランチ女医会の報告もありました。その後、大学からスライドを用いて、大学全体としての女性医師支援の動き、また、卒後指導委員会女性医師支援の1年間の動きについて報告を行いました。

 

 現在、留学中のメンバーからは「アメリカ留学生活の紹介」と題して、留学に至るまでの手続きや現地での生活、研究についてなど発表いただきました。「将来、留学に興味がある」と自己紹介の際に話しているメンバーもおられたので非常に興味深い発表になりました。

 

 主に子育て中の女性卒業生にお集まりいただきましたが、質疑応答の際には、「子どもの習い事と送迎」など、非常に現実的な質問が後輩医師からあり、先輩医師がこれまでの経験を踏まえて回答している姿が印象的でした。

 質疑応答の際のキーワードとして「焦らないことが大切(…とは言ってもなかなか上手くはいかないが。)」と何度か発言がありましたが、自分らしいワーク&ライフのために、本日の意見を各都道府県にお持ち帰りいただければ幸いです。この内容については年度末に報告書として発行する予定です。

 

 この場をお借りして、遠方よりお越しいただいた卒業生の先生方に感謝申し上げます。

 

自治医大女性医師支援NEWS(PDF)

自治医大女性医師支援1年間の歩み(PDF)

 

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≪今回ご参加いただいた女性卒業生≫

・十枝めぐみ先生(香川13期)・白石裕子先生(島根17期)・横谷倫世先生(奈良21期)

・定金敦子先生(福岡22期)・影向一美先生(新潟24期)・渡邉ありさ先生(埼玉24期)

・新井由季先生(栃木25期)・山本智美先生(北海道33期)

 

卒業生リレーエッセイvol.11

 自治医科大学メールマガジンで配信している『女性医師支援NEWS』より、卒業生リレーエッセイを掲載します。

 今回執筆いただいたのは、岩手県16期の赤坂 真奈美先生です。

 

「 自治医大と私の出会い 」

 

 赤坂先生執筆いただきありがとうございました。

 次回のリレーエッセイもお楽しみに!

卒後ワークライフバランスについて考える会2016 in Jichiを開催しました(6/19/Sun)

平成28年6月19日(日)、医学部学生寮にて卒後ワークライフバランスについて考える会2016 in Jichiを開催しました。女子学生39名、男子学生7名、卒業生12名を含む合計74名の方にご参加いただきました。

 

 今回のテーマは「キャリア in the Future」です。講演会では、東條環樹先生(広島県20期)、松岡順子先生(福岡県29期)、三ツ浪真紀子先生(滋賀県31期)からそれぞれの義務年限中、義務年限後の過ごし方やキャリアについてご講演いただきました。

 

 卒後、それぞれに異なる道筋を歩む3名の卒業生のお話は大変興味深く、同じ自治医大を卒業しても、働く環境や何を大切にするかで変わってくるのだと改めて感じました。

 

 その後は情報交換会とグループワークを行いました。情報交換会では時間を区切って卒業生にグループを移動していただき、学年、出身都道府県を越えて参加者とお話をしていただきました。学生は積極的に卒業生に質問したり、熱心に話を聞いたり、時には笑い声に包まれたりと、非常に和やかな雰囲気の情報交換会となりました。

グループワークでは「卒業生をとりまく環境」と「楽しく働くコツ」、どちらかのテーマを選んでディスカッションをしていただきました。「楽しく働くコツ」を選んだグループからは、「自分がやりたいと思ったことをやれば、それが働きやすい環境に繋がるし楽しく働けるのではないか」という意見が出ました。会の前半の講演の際も、演者3名の先生方が与えられた場所、そして選んだ場所でいきいきと楽しく働かれていらっしゃるのが非常に印象的でしたが、そうした部分が午後のグループワークでも学生からの意見として繋がったように思いました。

 

 参加者から「時間が足りなかった」という意見が聞かれるほど、会は盛況となりました。学生からの感想では「普段は不安に思ってもなかなか相談できる機会がないので貴重だった」とありましたが、卒後について不安に思う学生にとって、この会がほんの少しでも支えになれば幸いに思います。

 会を開催するにあたり、お忙しいところ遠方よりご参加いただきました卒業生の先生方に感謝申し上げます。

自治医大卒業生女性医師支援NEWS(PDF)

アンケート結果(PDF)

 

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集合写真①低学年

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集合写真②高学年

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お弁当も好評でした♪

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グループワークで登場先生の話を熱心に聞く学生

卒業生リレーエッセイvol.10 と おしらせ

 自治医科大学メールマガジンで奇数月に配信している『女性医師支援NEWS』より、卒業生リレーエッセイを掲載します。

 今回執筆いただいたのは、千葉県13期の豊田 典子先生です。

 

「 足元の四つ葉のクローバー 」

 

 豊田先生執筆いただきありがとうございました。

 次回のリレーエッセイもお楽しみに!

 

 6/19に開催する「卒後ワークライフバランス会について考える会 2016 in Jichi」についておしらせです。

 すでに郵送で案内リーフレットを送付しましたが、当日の講演では卒業生の3名の先生より講演をいただきます。また、第2部懇談会では学生と昼食を取りながらフリートークとその後グループディスカッションを行います。

 まだご参加を受け付けておりますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら下記案内の連絡先までご連絡ください。

 

「 卒後ワークライフバランスについて考える会2016 in Jichi 」おしらせ

卒業生リレーエッセイ〔19期生vol.1〕

自治医科大学メールマガジンで奇数月に配信している『女性医師支援NEWS』では、卒業生リレーエッセイを掲載しているところですが、28年度からはメールマガジンにて毎月卒業生リレーエッセイを配信することといたしました。

 28年4月からスタートする偶数月のリレーエッセイでは、19期生の卒業生の先生方に記事を執筆いただく予定です。

 スタートを切っていただいたのは、大阪府19期の井岡 亜希子先生です。

 

「 子育てはぼちぼち、仕事は珍道中 」

 

 井岡先生執筆いただきありがとうございました。

 

 次回のリレーエッセイもお楽しみに!

卒業生リレーエッセイvol.9

自治医科大学メールマガジンで奇数月に配信している『女性医師支援NEWS』より、卒業生リレーエッセイを掲載します。

今回執筆いただいたのは、千葉県22期の関  昇子先生です。

 

「 決戦の金曜日 」

 

関先生執筆いただきありがとうございました。

次回のリレーエッセイもお楽しみに!