学生懇談会(岡山県・愛知県)を開催しました(10/21/Fri)

 昨年から、学生により具体的に卒後の勤務等について考えてもらう機会として、卒業生の先生とその出身県の女子学生との小規模懇談会を開催しています。 

 今年度初回となる10月21日は岡山県30期の神谷尚子先生にお越しいただき、女子学生は1~3年生まで8名集まりました。 

 始めに神谷先生から卒後から現在までについてをお話ししていただきました。今回参加した学生は低学年でしたが、具体的に結婚協定を締結したときのことなどをお話しいただき、将来的に参考になったと思います。 

 その後は学生から自己紹介と質問があり、神谷先生から回答いただきました。

  学生からの質問には「出会いの機会」「キャリア」「育休からの復帰のとき」「育児の大変さとは何か」など多岐に渡る質問があげられました。 

 特に、「育児の大変さ」については子どもが小さいうちは仕事から帰ってからも、家庭のこと、子どものことに追われて身体が休まる時がなく、しんどい時もあったというリアルなお話がありました。ただ、子どもがいることで乗り越えられたお話も同時にうかがうことができ、学生にとっては非常に希望の持てるお話をお聞きすることができました。「家族」の存在が自分を支えてくれるのであると感じられたのではないでしょうか。 

 今回の機会が、今後、学生が卒後の勤務について考える上で参考になれば幸いです。 

 この場をお借りして、貴重なお話をしていただいた神谷先生に御礼申し上げます。 

 

★神谷先生から学生へのメッセージ

・結婚協定を結ぶ際には県の方とよく話すこと。

・特に育児中は職場の上司と相談しながら乗り越えていってほしい。

・子どもを産んでからは物理的に勉強時間が減ってしまう。その分は努力する。

・育児は本当に大変、でも子どもは支え、癒し。

・夫婦の家事は役割分担で!

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