学生懇談会(秋田県、高知県)を開催しました(11/27/Tue)

 平成27年度から、学生により具体的に卒後の勤務等について考えてもらう機会として、卒業生の先生とその出身県の学生との小規模懇談会を開催しています。

 今回は秋田県25期の松本歩先生にお越しいただき、秋田県出身の学生10名、また松本先生の旦那さんのご出身である高知県出身の学生4名の計14名の学生が出席しました。

 始めに出席者から一言ずつ自己紹介を行い、続いて松本先生から卒後から現在までをスライドを使ってお話しいただきました。松本先生は現在、本学の人類遺伝学研究部・講師、また小児科を併任しておられます。義務年限中は結婚協定により、秋田県高知県それぞれの県で勤務されたご経験をお持ちです。また、義務年限中にご出産し、義務終了後は大学院に進学されています。学生は松本先生のお話に真剣に耳を傾けていました。

 松本先生からは「義務年限中はずっと悩んでいたが、義務が終わっても何かしら悩み事はある。現在、研究していても思うように結果は出なかったりするので、何事も楽しんで過ごしたほうが良い。」、「英語は学会や論文など、使用する機会が多いので、苦手な方は地域にいる間、時間がたっぷりあるので勉強をしたほうが良い。」とご自身のご経験を踏まえたアドバイスをお話しいただき、非常に参考になりました。
 参加した学生からは「日頃、出身県の卒業生の先生とお話しできる機会は少ないため、今後のキャリアを考える上で良い知見となった。」と感想をいただき、卒後について理解を深められたと同時に、卒後に対する疑問の払拭や安堵に繋がったのではないかと思います。

 質疑応答でも学生からの疑問にお答えいただき、実りの多い時間となりました。
 今回の機会が、今後、学生が卒後の勤務について考えていく上で参考になれば幸いです。

学生懇談会アンケート結果報告(別紙)

f:id:chisuiwomen-jichi:20181127175436j:plain

f:id:chisuiwomen-jichi:20181127182303j:plain