平成28年8月26日(金)、卒後ワークライフバランスについて考える会ブロック担当会議を東京で開催しました。H25年度からスタートしたこの会は今回で4回目となり、新たなメンバーもお迎えしました。
会は、山田俊幸 卒後指導委員長の挨拶に始まり、香川県13期十枝めぐみ先生の進行によりブロック担当者から1年間の報告が行われました。中には、昨年、他県からの報告を受けたことが刺激になって実行にうつされたランチ女医会の報告もありました。その後、大学からスライドを用いて、大学全体としての女性医師支援の動き、また、卒後指導委員会女性医師支援の1年間の動きについて報告を行いました。
現在、留学中のメンバーからは「アメリカ留学生活の紹介」と題して、留学に至るまでの手続きや現地での生活、研究についてなど発表いただきました。「将来、留学に興味がある」と自己紹介の際に話しているメンバーもおられたので非常に興味深い発表になりました。
主に子育て中の女性卒業生にお集まりいただきましたが、質疑応答の際には、「子どもの習い事と送迎」など、非常に現実的な質問が後輩医師からあり、先輩医師がこれまでの経験を踏まえて回答している姿が印象的でした。
質疑応答の際のキーワードとして「焦らないことが大切(…とは言ってもなかなか上手くはいかないが。)」と何度か発言がありましたが、自分らしいワーク&ライフのために、本日の意見を各都道府県にお持ち帰りいただければ幸いです。この内容については年度末に報告書として発行する予定です。
この場をお借りして、遠方よりお越しいただいた卒業生の先生方に感謝申し上げます。
≪今回ご参加いただいた女性卒業生≫
・十枝めぐみ先生(香川13期)・白石裕子先生(島根17期)・横谷倫世先生(奈良21期)
・定金敦子先生(福岡22期)・影向一美先生(新潟24期)・渡邉ありさ先生(埼玉24期)
・新井由季先生(栃木25期)・山本智美先生(北海道33期)