自治医科大学メールマガジンで配信中の卒業生リレーエッセイを掲載します。
今回執筆いただいたのは、山形19期の井田 理絵先生です。
→井田 理絵先生〔19期生リレーエッセイvol.4〕「 遠くに住んで親を看取る 」
井田先生執筆いただきありがとうございました。
次回のリレーエッセイもお楽しみに!
自治医科大学メールマガジンで配信中の卒業生リレーエッセイを掲載します。
今回執筆いただいたのは、山形19期の井田 理絵先生です。
→井田 理絵先生〔19期生リレーエッセイvol.4〕「 遠くに住んで親を看取る 」
井田先生執筆いただきありがとうございました。
次回のリレーエッセイもお楽しみに!
昨年は山口県山口市で開催した勤務状況調査(女性医師の集まりの会)ですが、今年は広島県広島市で行いました。
会は、11月5日(土)広島駅近くの広島県医師会館会議室で行い、女性卒業生は山本尚子先生(14期)を始めとして6名の女性卒業生にご参加いただきました。
大学からは牧野伸子卒後指導副部長(女性医師支援担当)が参加しました。
会は牧野副部長の挨拶に始まり、出席者からの自己紹介、大学の女性医師支援に関する取り組みの紹介、その後、意見交換を行いました。
参加いただいた先生方の卒業期は14期から38期と幅広く、子育てが一段落した方から、現在第一線で勤務している方、子育て真っ只中、研修中の方まで色々な状況下にある方にお集まりいただきました。
意見交換では参加いただいた先生方の現在の勤務に至るまでや、広島県の女性医師に関する活動のこと、専門医と地域医療についてなど多岐に渡って意見が交わされ、非常に有意義な時間となりました。
大学の支援を紹介する際に牧野副部長から「自治卒医は謙虚で控えめな方が多いが、自分のこれまでの経験に自信を持って自分自身を肯定してほしい」とありました。会に参加されたそれぞれの先生が異なるフィールドでご活躍されておりますが、共通して義務年限を過ごした、または過ごしておられます。義務年限が終了した先生からは「義務はマイナスではなく、地域での経験が現在も役立っている」という意見が聞かれ、将来に対して希望の持てるお話であったように感じました。自分自身を肯定したり、物事を良い方向に考えられるようにもっていく姿勢が大切であることを卒業期が上の医師から若手医師へのメッセージとして伝わったように思います。
閉会の挨拶時、山本尚子先生より「これをきっかけに広島県卒女医で集まる会にとどまらず、さらに大きな輪を広げたい」とお話しいただきましたが、以降もこのような機会が続きましたら幸いなことに思います。
あっという間に2時間は過ぎましたが、短い時間ながらも充実したご意見を伺うことができました。
お集まりいただいた先生方ありがとうございました。
また、開催するにあたり多大なるご協力を頂きました山本先生、谷口真理先生(当日は所用のためご欠席)に重ねて御礼申し上げます。
上段左から
定金敦子先生(福岡22期)、井原弥子先生(広島28期)、岡本和子先生(広島21期)、今村かずみ医師(広島38期)
下段左から
宮﨑明子先生(広島20期)、山本尚子先生(広島14期)、牧野伸子先生(大阪10期)
昨年から、学生により具体的に卒後の勤務等について考えてもらう機会として、卒業生の先生とその出身県の女子学生との小規模懇談会を開催しています。
今年度初回となる10月21日は岡山県30期の神谷尚子先生にお越しいただき、女子学生は1~3年生まで8名集まりました。
始めに神谷先生から卒後から現在までについてをお話ししていただきました。今回参加した学生は低学年でしたが、具体的に結婚協定を締結したときのことなどをお話しいただき、将来的に参考になったと思います。
その後は学生から自己紹介と質問があり、神谷先生から回答いただきました。
学生からの質問には「出会いの機会」「キャリア」「育休からの復帰のとき」「育児の大変さとは何か」など多岐に渡る質問があげられました。
特に、「育児の大変さ」については子どもが小さいうちは仕事から帰ってからも、家庭のこと、子どものことに追われて身体が休まる時がなく、しんどい時もあったというリアルなお話がありました。ただ、子どもがいることで乗り越えられたお話も同時にうかがうことができ、学生にとっては非常に希望の持てるお話をお聞きすることができました。「家族」の存在が自分を支えてくれるのであると感じられたのではないでしょうか。
今回の機会が、今後、学生が卒後の勤務について考える上で参考になれば幸いです。
この場をお借りして、貴重なお話をしていただいた神谷先生に御礼申し上げます。
★神谷先生から学生へのメッセージ
・結婚協定を結ぶ際には県の方とよく話すこと。
・特に育児中は職場の上司と相談しながら乗り越えていってほしい。
・子どもを産んでからは物理的に勉強時間が減ってしまう。その分は努力する。
・育児は本当に大変、でも子どもは支え、癒し。
・夫婦の家事は役割分担で!
自治医科大学メールマガジンで配信している『女性医師支援NEWS』より、卒業生リレーエッセイを掲載します。
今回執筆いただいたのは、岩手県29期の高橋 清香先生と富山県19期の山田 恵子先生です。
→高橋清香先生〔リレーエッセイvol.12〕「 自治医大卒業後、私の一例 」
→山田恵子先生〔19期生リレーエッセイvol.3〕「 妊活はお早目に(^^) 」
高橋先生、山田先生執筆いただきありがとうございました。
次回のリレーエッセイもお楽しみに!
2011年にささやかな活動から始まった「自治医科大学卒後ワークライフバランスについて考える会」も、少しずつ活動の幅を広げながら、6年目を迎えました。
自治医科大学卒業女性医師の皆様のお互いの絆を再確認し、在校生と卒業生が互いに顔の見えるつながりを作ることで、在校生の卒後の不安を軽減し、互いに支え合いながら人生の荒波を乗り越えていってほしい、そんな思いの中で、この活動を続けてきました。
今後も、育児のあるなしにかかわらず、男女ともに、それぞれのワークライフバランスを保ちながら、将来の自分自身のキャリアを見据えて、今の自分自身を肯定して、楽しみながら人生を進んで行ってもらいたい、と願っています。
そんな思いを込めて、このたび「自治医科大学卒後ワークライフバランスについて考える会」にJ-PASS(Jichi Post graduate self-Affirmation Support System )in work life balanceと名前をつけました。ワークライフバランスにおける自治医大卒後自己肯定感支援システムという意味になります。
皆様に、親しんでいただけるとうれしいです。 (文責 牧野伸子)
*許可なく使用を禁ず
平成28年8月26日(金)、卒後ワークライフバランスについて考える会ブロック担当会議を東京で開催しました。H25年度からスタートしたこの会は今回で4回目となり、新たなメンバーもお迎えしました。
会は、山田俊幸 卒後指導委員長の挨拶に始まり、香川県13期十枝めぐみ先生の進行によりブロック担当者から1年間の報告が行われました。中には、昨年、他県からの報告を受けたことが刺激になって実行にうつされたランチ女医会の報告もありました。その後、大学からスライドを用いて、大学全体としての女性医師支援の動き、また、卒後指導委員会女性医師支援の1年間の動きについて報告を行いました。
現在、留学中のメンバーからは「アメリカ留学生活の紹介」と題して、留学に至るまでの手続きや現地での生活、研究についてなど発表いただきました。「将来、留学に興味がある」と自己紹介の際に話しているメンバーもおられたので非常に興味深い発表になりました。
主に子育て中の女性卒業生にお集まりいただきましたが、質疑応答の際には、「子どもの習い事と送迎」など、非常に現実的な質問が後輩医師からあり、先輩医師がこれまでの経験を踏まえて回答している姿が印象的でした。
質疑応答の際のキーワードとして「焦らないことが大切(…とは言ってもなかなか上手くはいかないが。)」と何度か発言がありましたが、自分らしいワーク&ライフのために、本日の意見を各都道府県にお持ち帰りいただければ幸いです。この内容については年度末に報告書として発行する予定です。
この場をお借りして、遠方よりお越しいただいた卒業生の先生方に感謝申し上げます。
≪今回ご参加いただいた女性卒業生≫
・十枝めぐみ先生(香川13期)・白石裕子先生(島根17期)・横谷倫世先生(奈良21期)
・定金敦子先生(福岡22期)・影向一美先生(新潟24期)・渡邉ありさ先生(埼玉24期)
・新井由季先生(栃木25期)・山本智美先生(北海道33期)