卒後ワークライフバランスについて考える会2022 in Jichiを開催しました(6/18/Sat)

 令和4年6月18日(土)、「地域医療とワークライフバランス~それぞれのターニングポイント~」をテーマに「卒後ワークライフバランスについて考える会2022 in Jichi」を開催しました。平成24年度から開催している本会も、今回で12回目の開催となりました。例年、医学部学生寮で開催しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に引き続き、Web会議システムZoomを用いて開催しました。当日は116名(卒業生25名、学生81名、関係者10名)の参加がありました。

 会の前半では、卒業生2名からご講演をいただきました。はじめに、川又あゆみ先生(島根県34期)にお話いただき、次に菅谷涼先生(栃木県37期)にご講演いただきました。川又先生は共働き家庭の様子を学生がイメージしやすいようにご自身の生活を具体的にお話しくださり、また菅谷先生からはワークライフバランスの捉え方についてハッとした気づきを与えてくださるお話をいただき、参加者は熱心に耳を傾けておりました。

 後半は意見交換として、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いて小グループに分かれ、参加している卒業生と学生でディスカッションを行いました。意見交換のテーマを「10年後のわたし」として、学生にとっての10年後=地域医療従事期間(義務年限)が明けた頃の自分を想像してもらう機会としました。チューターとして、医学部同窓会長の小野剛先生(秋田県6期)、十枝めぐみ先生(香川県13期)、横谷倫世先生(奈良県21期)、渡邉ありさ先生(埼玉県24期)、新井由季先生(栃木県25期)、末光智子先生(愛媛県27期)、山本智美先生(北海道33期)、中村香代子先生(埼玉県35期)、石原あやか先生(大分県36期)の9名の卒業生をお招きし、グループディスカッションを行いました。

 会の開始前には、卒後指導委員会女性医師支援担当教員が学生寮に出向き、参加学生へお弁当を配付しました。また、本会は医学部同窓会に協賛をいただいており、参加した学生全員にお菓子の差し入れをいただきました。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。

 次回の開催は来年度を予定しております。この会が、卒後のどこかのタイミングで役立てられたり、困ったときに相談相手がいる関係性づくりの一助となり、卒後について不安に思う学生にとって、前向きに考える支えになれたら幸いに思います。

 また、お忙しいところご参加いただきました卒業生の先生方に感謝申し上げます。

 

自治医大卒業生女性医師支援NEWS(PDF)

アンケート結果(PDF)