卒後ワークライフバランスについて考える会2021 in Jichiを開催しました(6/26/Sat)

 令和3年6月26日(土)、「みんなで考えよう!~地域医療とワークライフバランス~」をテーマに「卒後ワークライフバランスについて考える会2021 in Jichi」を開催しました。平成24年度から開催している本会も、今回で11回目の開催となりました。例年、医学部学生寮で開催しておりますが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今回はWeb会議システムZoomを用いて開催しました。初めてのオンライン開催となりましたが、当日は92名(卒業生20名、学生61名、関係者11名)の参加がありました。

 会の前半では、卒業生2名からご講演をいただきました。はじめに、明石陽介先生(奈良県24期)にお話いただき、次に山本智美先生(北海道33期)にご講演いただきました。明石先生は現在、卒業生のマネジメントにあたるお立場から、また山本先生からは結婚協定で2つの都道府県で勤務された経験をお話いただき、参加者は熱心に耳を傾けておりました。

 後半は意見交換として、参加している卒業生と学生でディスカッションを行いました。意見交換のテーマを「10年後のわたし」として、学生にとっての10年後=地域医療従事期間(義務年限)が明けた頃の自分を想像してもらう機会としました。チューターとして、医学部同窓会長の小野剛先生(秋田県6期)、甘利香織先生(佐賀県25期)、平田まりの先生(埼玉県40期)をお招きし、それぞれの立場から地域医療従事期間についてお話をいただきました。

 会の開始前には、卒後指導委員会女性医師支援担当教員が学生寮に出向き、参加学生へお弁当を配付しました。また前回の会から医学部同窓会に協賛をいただいており、参加した学生全員にチョコレートの差し入れをいただきました。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。

 次回の開催は来年度を予定しております。この会が、卒後のどこかのタイミングで役立てられたり、困ったときに相談相手がいる関係性づくりの一助となり、卒後について不安に思う学生にとって、前向きに考える支えになれたら幸いに思います。

また、お忙しいところご参加いただきました卒業生の先生方に感謝申し上げます。

 

自治医大卒業生女性医師支援NEWS(PDF)

アンケート結果(PDF)