学生懇談会(徳島県)を開催しました(10/26/Thu)

 一昨年から、学生により具体的に卒後の勤務等について考えてもらう機会として、卒業生の先生とその出身県の学生との小規模懇談会を開催しています。

 

 今回は徳島県34期の三橋乃梨子先生にお越しいただき、徳島県出身学生15名中12名が出席しました。

 

 始めに出席者から一言ずつ自己紹介を行い、続いて三橋先生から卒後から現在までをお話しいただきました。三橋先生は現在卒後7年目で義務年限中であり、学生は徳島県の地域医療について直接耳にすることができました。

 

 三橋先生からは「初期研修中は3年目以降の地域勤務のことを考え、様々な科の医師と関係性を築こうと思った」、「34年目は5年目以降の1人診療所勤務を念頭に置き、勤務する病院で他科の上級医にも積極的に指導を仰いだ」など地域で勤務していく上でのポイントをお話しいただき、非常に参考になりました。

 最後に「働きながら学んで得ることが大きいので、学生のときから頑張り過ぎないで」というメッセージをいただき、参加した学生は卒後について理解を深められたと同時に、卒後に対する疑問の払拭や安堵に繋がったのではないかと思います。

 

 質疑応答でも活発に意見が交わされ、実りの多い時間となりました。

 今回の機会が、今後、学生が卒後の勤務について考えていく上で参考になれば幸いです。

 

学生懇談会アンケート結果報告(PDF)

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